TOP >> 悪徳業者を見極めるポイント
リフォーム業者とのトラブルがもっとも多いのは、訪問のケースです。訪問業者のすべてが悪徳業者ではありませんが、十分に用心したほうがよいでしょう。さらに下記のような業者にはご注意ください!
基本的にリフォーム業者は、建築業法に基づく許可(国土交通省または都道府県知事の許可)を得ています。ですが、500万円未満のリフォームは「軽微な建設施工」と法律で定められており、この場合は許可がない業者でもリフォームすることができるのです。許可を得ていないのが一概に悪徳業者とは限りませんが、話を聞く際は、許可をちゃんと得ているのかどうかを確認してみるといいでしょう!
リフォーム業者の突然の訪問……。点検してもらうと、どんな理由でもこじつけてその場での契約を迫ってくる業者がいます。そのような場合はいわゆる悪徳業者の可能性大!! その業者にとって後々冷静に検討・確認されると困ることがあるから契約を急ぐのです。ちょっとでも「あれ?」と思ったら契約をしないほうがいいでしょう!
リフォームは、傷み具合によって必要となる材料や施工内容が変わるため、定価がありません。費用のからくりはこちらをご覧ください。「点検が無料です」「今ならこれだけ割引できます」などと油断させてきます。点検が無料でも人件費がかかっているので、完全無料は怪しいと思っていいでしょう。無料点検後に契約を即決させようとするケースが多いので、注意しましょう!
悪徳業者に狙われる部位は、なかなか日常で確認できないところです。たとえば屋根・床下・排水管・土台など。こういった部位の点検をして、このままだといかに危険であるかをおおげさに言ってきます。「地震があったら崩れてしまいますよ!」「ガス管が腐食しているから、いつガス漏れで爆発してもおかしくありませんよ!」などと言って契約の即決を迫ってくるので、こういったケースにも要注意です!
点検した際に報告書を提出しない、また見積書を「○○一式」などと曖昧な書き方で提出する……このような業者がいます。それは、証拠に残る書面をできるだけ提出したくない、また相見積を頑なに拒否する業者もいますが、それは不当な見積金額が発覚してしまうのを恐れているためです。
リフォーム業者は基本的に地域に根ざしているところが多いものです。ですが、わざわざ遠方の地域から営業しに来る業者はちょっと怪しいと思ったほうがいいでしょう。なぜなら、近所ではできない商売をしているから。何かあったらすぐに場所を突き止められては困ることをしているからなのです。
基本的にリフォーム業者は、その地域での認知を高めるために人の目につく立地を選ぶ場合が多いです。それがわざわざ人の目につかないマンションの一室を選ぶのには、何か理由があるのでしょう。何かあったらすぐに立ち去るには都合がいい……そんな悪徳業者もいることを忘れずに!
業者の話を聞いて少しでも「あれ? おかしいな」と感じたら改めて検討し、いったんその業者とは間をおくようにしましょう。たとえば話を聞いたときに「知り合いの建築士に相談します」「家族と話してみます」などと伝えてみてください。悪徳業者だった場合、それでもあの手この手を使い、即決させようとします。この場合はほぼ悪徳業者と断定できるでしょう! 要注意です!
また、契約後に「悪徳業者だったのかも!」と思ったらクーリングオフすることをおすすめします。クーリングオフとは法的には契約書面を受け取ってから8日以内であれば無条件で解約できるようになっています。しかし悪徳業者の場合、様々な理由を並べてクーリングオフさせないように、しつこく説得しようとしてきます。
どんなケースにしても悪徳業者と出会ってしまったら、冷静に平然とした態度を取ること、業者と間をおくことが重要です! そしてすぐに家族や知り合いの工務店などに相談するようにしましょう。